2017年04月13日
修復の様子【6】 鍵盤枠のフェルト
鍵盤枠のクッション・フェルトが興味深いです。
取り外した古いフェルト、同じ寸法に切り出した新しいフェルト。それぞれ二層分。

まず正確な型紙を作る。穴位置を作図し、ポンチで打ってます。

フェルトと重ねてマスキングテープで仮止め。型紙に合わせて穴を開けていく。

こうすれば均等に穴が開けられるんですね!フェルトは伸縮性があるのでいきなりポンチしても正確な寸法が出ないのです。
チェンバロでも穴の開いた長いフェルトを使った18世紀頃の楽器が残っています。この穴明け方法は伝統工法?それともHuivenaar氏の工夫? どちらにしても活用させて頂こう。
鍵盤枠に組み込まれたフェルト。右側の丸い黒フェルトもひとつずつポンチで抜いたものです。

美しい!
(TANUKI)
取り外した古いフェルト、同じ寸法に切り出した新しいフェルト。それぞれ二層分。
まず正確な型紙を作る。穴位置を作図し、ポンチで打ってます。
フェルトと重ねてマスキングテープで仮止め。型紙に合わせて穴を開けていく。
こうすれば均等に穴が開けられるんですね!フェルトは伸縮性があるのでいきなりポンチしても正確な寸法が出ないのです。
チェンバロでも穴の開いた長いフェルトを使った18世紀頃の楽器が残っています。この穴明け方法は伝統工法?それともHuivenaar氏の工夫? どちらにしても活用させて頂こう。
鍵盤枠に組み込まれたフェルト。右側の丸い黒フェルトもひとつずつポンチで抜いたものです。
美しい!
(TANUKI)
Posted by Nipponharmonium at 07:52│Comments(0)